健診バイトTOP > 健診バイトのお役立ちコラム > 結婚、出産前後の医療現場への復帰の悩み > 出産後に医師は復帰はできる?
働く女性の多くは、仕事と家庭の両立に不安や悩みをかかえています。女性の医師も例外ではありません。今回は、女性医師の仕事内容と職場復帰に関してご紹介します。
病院に勤務する医師の多くは、患者の診察や治療をする「臨床医」です。臨床医は人と向き合う仕事なので、技術や知識はもちろん、患者としっかりとコミュニケーションを図ったうえで治療し、気持ちの面でもケアしなければなりません。
一方、「研究者」としての医師の仕事があります。病気の治療法などを研究する仕事です。研究医の多くは大学や病院で研究をしており、日々、実験をしながら論文を作成しています。この研究は、人類の生活や未来を変える重要なものになる可能性があります。
女性医師は年々数が増えており、平成24年の厚労省「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、医師全体の20%に及ぶそうです。特に産婦人科・小児科については20代の女性医師の割合が半数を上回っており、出産や育児といったライフステージに応じた就労を支援するための取り組みが課題となっています。
医師の仕事は、人の身体や命を扱う責任重大な仕事です。特に臨床医は、患者とのコミュニケーションが増え、ストレスや過労で頭を悩ませる医師が多くいます。多忙を極めるなかで、結婚・出産を経験し、医師として復帰することは難しいと思う方が多いようです。
結婚に関しては、仕事との両立はさほど難しくないでしょう。結婚したことによって、医師としての働き方が変わるわけではないので、大きな負荷を感じることは少ないと思います。
しかし、出産・育児となるとそうはいきません。まずは、自分と子どもの体調を考えると、当直を回避しなければなりません。勤務先の医療機関と調整して体制を整える必要があります。
また、妊娠中や産後は体力が低下するといわれており、立て続けの外来や長時間のオペが難しくなる可能性があります。立ち仕事が辛い場合には短時間の手術を担当させてもらうなど、体調によって勤務形態を配慮してもらわなければなりません。しかし、そのような調整も実際は難しいのが実情かと思います。スポットの健診バイトなどを有効活用し、働かれる先生も増えております。
現在の医療業界では、病院内に保育施設を設けたり、短時間勤務制度を採用したりするなど、女性医師のつなぎ留めに注力している医療機関が増えており、出産や育児を理由に一度離職した女性医師の復帰を支援する動きが広がっています。ただ、一度離職してしまうと希望通りに常勤・非常勤勤務の受け入れ先を探すことも容易ではないことと思います。
健診バイトなら、1日単位のスポット勤務が可能なため、保育園等の予定と合わせて勤務調整がしやすいです。
個人によって、様々なライフスタイルがあり、希望条件の変わってくるかと思います。常勤から非常勤・スポットとご希望に合ったお仕事をお探しさせて頂きます。