健診バイトTOP > 健診バイトのお役立ちコラム > 結婚、出産前後の医療現場への復帰の悩み > いつ退職の相談をする?
看護師は非常にストレスがたまる仕事だといわれており、環境の変化を求めて転職を希望する方が多いようです。
そこで今回は、円満に退職するための手順と、勤務先に少しでも迷惑をかけないよう、しっかりと対応しましょう。
結婚や出産により退職や転職を決意した場合、なるべく早く報告しましょう。新しい人材の手配が必要ですし、仕事を引き継がなければならないので、気持ちが固まったらすぐに報告するとよいでしょう。
また、退職日に関しては2週間前に意思表示をすれば民法上は問題ありませんが、実際の業務を考えると最低でも1ヶ月前には意志表示をすべきです。病院によっては3~6ヶ月前に申し出ることもよくあります。その後、病院側と相談しながら正式な退職スケジュールを決定していきます。
少子高齢化が進む昨今、看護師は慢性的な人手不足といわれています。退職・休職をしたくても、病院や診療所が認可しないトラブルがあるようです。退職を決めたら、退職する意志を固めていることをしっかりと自分の口から上司に報告しましょう。中途半端な気持ちですと、ズルズルと先延ばしになる可能性があります。
その後、同僚や先輩にも報告します。報告の順番を間違えて、雰囲気が悪くならないよう注意が必要です。
上司への相談、報告の後に、退職届を提出します。退職届は、白無地の縦書き用の便箋に書き、縦長封筒に入れます。一般的には自筆で書いたものを提出します。青や黒のサインペンかボールペンを使用するとよいでしょう。
担当業務をしっかりと引き継ぐため、後任者にできるだけ分かりやすいマニュアルを作成します。もちろん、口頭でも引き継ぎを行います。抜け漏れがないよう注意が必要です。引き継ぎ作業と同時に荷物の整理や備品の返却を行います。