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疾病を早期に発見することとご自身の健康を継続して把握するために、健康診断を受けることは重要なことです。健康診断や巡回健診を東京で受診される場合は、ぜひ一度お問い合わせください。

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ブランクがあって不安…。女医が医療現場にスムーズに戻るために必要なこと

ブランクがあって不安…。女医が医療現場にスムーズに戻るために必要なこと

ブランクがあって不安…。女医が医療現場にスムーズに戻るために必要なこと

女性医師は代わりの人を見つけにくい職業のため、産休や育休を取得することは一般企業よりも難しいといわれています。また、患者との接触が多い臨床医は、ブランクがネックとなり、出産を機に現場から離れてしまうケースが少なくありません。

最近では女性医師の需要が高まり、積極的に再就職を支援する病院が増えていますが、復帰を迷う方が多いようです。今回は、女性医師が医療現場にスムーズに復帰するためのコツをご紹介します。

女医の産休・育休

現状、医師は人材不足により穴埋めが難しく、産休・育休を取得できない方や復帰後の勤務形態の希望が通らない方がいるようです。なかには産休・育休中の人員補充がされず、他の医師に負担がかかり、人間関係が悪化するケースがあります。

昨今の医療業界では復帰後の女性医師のサポート体制が徐々に整ってきていますが、まだまだ未整備な部分があり、働きにくい職場環境だと考える方が多いようです。

医療業界の大きな課題

現在の女性医師の育休取得率は4割にも満たないという結果が日本医師会から出ております。さらに、育休を取得しなかった人のうち「休暇が取りづらく、一時休職または退職した人」と答えた人は半数近くにも上ります。

復帰したくても復帰できない、休業を取りたくても取れないという現状は、女性医師の需要が高い医療業界では大きな問題であり、すぐにでも改善すべきだといえます。

現場復帰は、離れるときが大事

産休・育休の取得実績があり、積極的に制度を活用している病院やクリニックがあります。院内に託児所を設けているところもあります。たとえ、そのような施設が整っていない病院であっても、産休・育休を取得する権利は平等にあたえられていますので、遠慮せずに取得することをおすすめします。

ただし、離職する際は、他の医師への気配りが大切です。
病院によっては穴を埋めるための非常勤医師が補充されない場合があります。その際には、他の医師の負担が増えることを十分に理解し、人間関係を意識して働くことが重要です。

スムーズな職場復帰に向けて

スムーズな職場復帰には、自分一人ではなく、周りの人の力を借りなければなりません。
勤務中は両親や保育園、託児所に子どもを預けるなどの対応が必要です。
場合によっては、仕事の勤務形態を変えて働くことが必要になるかと思います。。1年間のブランク後にいきなり常勤をすると、知識だけでなく、体力不足になることがあります。
まずはスポットの健診バイト等、無理のない範囲で勤務してみてはいかがでしょうか。

出産や育児によって復帰をあきらめる必要はありません。女医の職場復帰は現状の医療業界の課題でもありますので、一人で悩む必要は全くありません。先輩医師や他の女性医師と密にコミュニケーションを図り、自分に合った働き方を探してみませんか。