健診バイトTOP > 健診バイトのお役立ちコラム > 看護師の仕事について > 看護師が転職する際の志望動機の考え方
看護師は離職率、転職率が高い職種と言われており、30代から40代のベテラン看護師の多くは、2~3回の転職を経験しているようです。
今回は、転職を希望する看護師のために、志望動機の考え方についてご紹介します。
看護師の転職理由として多いと言われるのが、人間関係のストレス、そして労働環境の過酷さです。
現在、看護師の公休は4週6休という病院が多く、4週8休が確保されている場合でも曜日が固定ということは少なく、休日出勤をしなければならないケースもあるようです。 また女性の多い職場は、ちょっとしたことで人間関係がこじれてしまう場合があり、そういった理由から転職を希望する人もいるようです。
しかし、ここで気をつけなければいけないのは、勤務の過酷さや人間関係の問題が本当に転職理由であるかどうかという点です。これらの問題は、転職したいと考えるきっかけに過ぎない場合が多いのです。
目前の問題で転職してしまうのではなく、自分自身の進みたい分野や、これからのスキルアップについて、掘り下げて考える必要があります。
転職活動を開始すると、履歴書に転職理由を書く機会や、面接で転職理由と併せて志望動機を尋ねられることがあります。そういった時に、上記の様なネガティブな考えを書いたり、口にするのは絶対にNG。ネガティブな発言は採用担当者の不興を買いやすいと言えます。
また、医療の現場に身を置くうえで、人間関係のストレスや厳しい労働条件はある程度覚悟しなければならず、そこで思考が停止している人と一緒に働きたいと思う採用担当者はおそらくいないでしょう。
採用担当者が知りたいのは、転職することによって現状をどのように打破したいと考え、行動を起こしているかという部分なのです。だからこそ、履歴書や面接で志望動機を重視する採用担当者が多いのです。
採用担当者の心を動かす志望動機を書くためには、退職理由やきっかけを見つめ直し、今後自分がどうしていきたいか、具体的な道筋を考えると良いでしょう。
例えば、「人間関係が悪化し、業務に集中できない」という理由から転職を決意したのであれば、新しい職場に希望することや、自分がどのように勤務していきたいかを明確にするのです。
人間関係を円滑にして、働きやすい環境にしたい、いつでも笑顔で働けるよう心豊かになりたい、といったことを思いつくままに書きだしてみると良いでしょう。 そうすることで、自分の気持ちを整理することができ、前向きな志望動機を書き上げることができるはずです。
また、ネガティブな転職理由をごまかすために、志望動機に本心とは全く異なる事柄を書いてはいけません。自分の不利になる事柄であっても、正直に本音を伝えることで、採用担当者に自分らしさをアピールすることができます。
転職活動の際、書類審査で不採用となる人は志望動機がしっかりと書かれていないことが多いようです。面接でも質問されることが多い項目ですので、自分なりの答えを考えておきましょう。
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