看護師になるために正しい履歴書の書き方を学ぼう

看護師になるためには、履歴書を提出して医療機関に自分をアピールしなければなりません。ここでは、看護師への第一歩である履歴書の書き方についてポイントをご紹介します。

履歴書に必要な項目ごとのポイント

履歴書の各項目における書き方をご紹介します。

1.日付

指定がない場合は和暦(平成○○年など)で記載します。郵送する場合は郵送する日付を書くことが好ましく、面接などに直接持参する場合は面接当日の日付を書きましょう。

2.氏名

氏名は大きく、丁寧に書きましょう。ふりがなは「フリガナ」と書かれている場合はカタカナ、「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで書くようにしましょう。

3.生年月日/学歴/職歴

年号は和暦で書き、略称を使わず正式表記で書きます。学歴は中学以上、職歴はアルバイト以外は基本的に書くようにします。学歴は予備校や資格のスクールなどは含みません。在職中の場合は「現在に至る」「在職中」などと書きます。

4.賞罰

該当するものがない場合は「なし」と書き、書き終えたら右下に「以上」と書きます。賞罰について記載する事項は基本「賞」のみで、取得した年月とともに記載します。

5.免許/資格

免許や資格は、古いものから記載していきます。取得している資格が書ききれない場合は、看護師免許や准看護師免許をはじめ、仕事に関連しそうな資格を優先して記載するとよいでしょう。資格は取得年月日を正確に、正式名称で記載するようにしてください。

6.自己PR

自己PRの基本は、説得力です。御託を並べても相手には伝わらないので、「なぜそう考えるのか」をしっかりと記載する必要があります。特に、具体的なエピソードなどをおりまぜて書くと相手がイメージしやすくなります。

自己PRと志望動機のポイント

看護師になるためには、自己PRと志望動機がポイントになります。自己PRでは、マネジメント経験や業務改革、業務効率化につながるエピソードが好印象です。学生時代にどんな取り組みをしたか、これまでどんな動きをしていたのかを具体的に記載し、看護師に求められるスキルにつなげるといいでしょう。

また、志望動機には「何がしたいか」、「何ができるか」をしっかりと明記する必要があります。志望する医療機関を調べて、医院が掲げる理念や方針にできるだけ近づけた内容で記載するといいでしょう。

また、今後どのようになりたいか、自分の目標や夢をきちんと伝えられると、読み手にしっかりと届きます。大事なのは分析と熱意を組み込むことです。

多くの医療機関はたくさんの履歴書を読み、一人ひとりの能力を判断しなければなりません。みんなと同じ履歴書にするのではなく、自分のオリジナリティを出しつつ、基本事項を守って丁寧に記載することが重要なのです。

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